infomation  profile  ishinomaki diary  books  conference  link
Respiratory Advisement Ys' website
がんばろう石巻日記

    9月9日,澄み切った青空の仙台駅から,宮交バスに揺られて1時間半,石巻に到着しました。
    仙台駅前から石巻赤十字病院までの道のりでは,もう震災の爪跡を目にすることはほとんどありません。むしろ
    新しい建物が建ち,高速道路の整備もどんどん進んでいます。
    石巻市内の大型ショッピングセンターでは,何事も無かったかのような日常があります。
  
    この日お目にかかったCOPDの方々の中で,ひときわ大きな声で笑い,お話されていらっしゃる80歳男性,Stage4
    の方がいらっしゃいます。嬉しい半年振りの再会でした。
    ICON手帳(療養日誌)を拝見すると,相変わらず,ウオーキング,体操を毎日継続されており,「先生や看護師さん
    たちに習ったことは,ちゃんとやっている。」とのこと。
    週1回,大好きなカラオケで歌い
,仲間と楽しく過されている様子。カラオケは仮設住宅にお住まいの方々で結成
    されたクラブだそうで,皆さん美声を競われているそうです。
    きっとその中でも人気者と思われ,お休みすると「どうして来なかったのか?」と心配されるそうです。

    もう一人,62歳の女性,この方も1日4000歩以上を歩き,筋力トレーニング,ストレッチを継続されています。
    本当はもっと歩きたいそうですが腰痛があり,なかなか思うようにならないとお話されていましたが,はつらつと
    したそのお姿がとても印象的な方でした。

    お二人とも震災から2年半,未だ仮設住宅での生活です。
    限られた環境の中で自分の病状をしっかりと理解され,セルフマネージメントされています。本当に素晴らしい。

   
先週,都内の呼吸器内科クリニックの呼吸リハビリテーション外来に来られた68歳,COPDの男性。
    呼吸リハビリテーション外来は2度目の方です。この方がある新聞記事を読んで「口すぼめ呼吸」を身につけること
    の大切さを再認識された,とのこと。

    その記事とは,東日本大震災で,自分と同じ病気の方々が,酸素ボンベも酸素濃縮器も津波で流されたが,口すぼ
    め呼吸をして何とかしのいだ,というもの。
    このことは,震災直後から,石巻,仙台の医療スタッフや,酸素メーカーの担当の方,そして白鳥会(患者会)の会長
    さんからも伺っておりました。
  

    震災から2年半,遠く東京の患者さんが今,震災に思いを馳せながら,呼吸法,リハビリテーションの意義を再認識
    して下さった ことをたいへん嬉しく思います。






        
















がんばろう石巻!がんばろう東北! わすれない 3.11